正直なだけマシかもしれない。
- 2010/06/30
- 18:00
中国の国策報道をあざ笑う日本の国民はこの国のマスコミがやってきたことを余り考えたことがないのかも知れない。やっていることは中国のマスコミと五十歩百歩だ。
中国はあからさまに政府の政策に沿った報道をすべきと規定しているが、日本は報道の自由が保障されているにも拘らず実に偏った報道に終始している。この方がよほど姑息ではないだろうか。
たとえば食料自給率に関してもカロリーベースで表示して...
マニフェストの重みを。
- 2010/06/30
- 07:00
枝野氏や玄葉氏などが小沢氏の執行部批判に対してさっそく反論しているようだ。さすがは「イラ菅」を首相とする子供内閣の閣僚だ。子供の喧嘩のように一兵卒に向かって騒ぎ立てているのは何とも彼らが一兵卒に見えてくる。今選挙のさなかに彼らがなすべきは小沢氏への反論ではなく、国民へのマニフェスト変更の経過と丁寧な説明のはずだ。
前回のマニフェストは総選挙の前に取り纏められ、それを以て政権交代を果たした...
将来の情報化社会への対応も想定したものに。
- 2010/06/29
- 21:44
行政のIT化は避けられない。今後とも行政改革とともに個人情報を一纏めにして管理する要請は高まりこそすれ、情報をシステムごとで管理する方向には向かわないだろう。
その場合、システムごとに個人の番号を設けるのは何とも無駄だし統合する場合には障害にすらなるだろう。
役所へ行って非効率だと思うのは窓口で連動しているはずのものがシステムで統合されていないか、もしくは窓口担当者のIDコードの侵入...
選挙は国の将来の選択だ。
- 2010/06/29
- 16:54
生活が第一なのはいうまでもないが、政治家は国の将来像を国民に示す義務もある。普通の人が頑張ってどういう国にして次の世代に渡すのか、ということも国民に問わなければならない。民主党も憲法調査会を党内に設置するとしているが、議論はまだのようだ。しかし政権を握る政党がその体たらくでどうするつもりだろうか。
万が一にも北朝鮮が暴発したら、韓国とともに米国は戦うことになるが日本は憲法の縛りで手も足も...
原理原則は守るべきだ。
- 2010/06/29
- 06:48
民主党は去年の夏に官僚制内閣打破を掲げて国民の支持を仰ぎ政権を得た。それからわずか八ヶ月で国民の審判を得ずして方向転換したのでは単に政権維持のためにマニフェストを破棄したと受け取られても仕方がない。そうした行為を日和見主義という。
以前書いたブログを再び繰り返すことになるが、人を批判する場合は明確な根拠に基づき提示して行うのが最低限のマナーだ。小沢氏に法的な瑕疵があるのならきちんと事実を...
高速道路無料化社会実験とは
- 2010/06/28
- 12:35
無料化すれば混むのではないか、という議論がある。確かにこれまで料金を払うほどなら一般道路を走ろう、と我慢していた人たちまでも高速道路へ入って混雑するのも頷ける。
高速道路は有料という障壁を設けて一部の人たちに使用を認める、というものではなかったはずだ。建設費用の償還が済めば無料化する、というのがそもそもの約束だった。それが途中から料金による建設費償還のプール制という何だか分かったような分...
丁寧な説明こそ必要だ。
- 2010/06/28
- 06:54
菅氏は一旦は口から「消費税」と発言したからには知らん顔をすることはできない。しっかりと本意を説明することが必要で、決して「消費税」隠しなどしてはいけない。
そもそも党内論議もなく、新しく作った政調委員会などで論議して出てきたものでもない。突如として菅氏が勝手に発言したものだ。恐らく誰かに誑かされてマスコミに財政規律を考慮している賢明な首相だ、とアピールしたかったのだろう。
確かに...
世論誘導の成果はどう出るか
- 2010/06/27
- 16:18
昨年二月以来、官僚を代表する検察と大マスコミによる小沢・民主党潰しの総攻撃に遭い、お坊ちゃん総理の鳩山氏は呆気なく政権を放り出し、代わった管首相は官僚の中の官僚といわれる財務省にすり寄り、突如として消費税増税を言い出した。
経済音痴といわれる管氏は大学教授の独創的な増税による経済成長という学説を拝聴して取り入れ、官僚が大喜びする不可思議な理論を展開しだした。少し景気が戻ったとして増税に転じて不...
相手により態度を変えるのはどうなのか。
- 2010/06/27
- 07:19
鳩山氏であろうと菅氏であろうと日本の国民と政府を代表する首相であることに変わりない。それにもかかわらず一方は自分の意に染まない発言を繰り返しているから会談を拒否してみたり、一方は合意を受け入れたから最初から話しかけたりする、というのでは米国大統領というものが実に浅薄な存在に見えてしまう。
日常の人間関係でも気に食わない者とは口も利かず、そうでない者には話しかけたり肩を抱いたりする人を、日...
バラ撒きがそんなに悪いのか。
- 2010/06/26
- 20:16
子供手当をバラ撒きと批判する人たちは、それでは前政権がやってきて大きな借金をこさえた官僚主導による制度事業が正しかったというのだろうか。今後とも中央や地方の官僚を使って各種制度をジクソーパズルのように隈なくこの国に張り巡らして、同時に各種外郭団体も全国に作って官僚が税金を吸い尽くす構造を営々と築く構造が望ましいと思っているのだろうか。
格好の例がこの狭い全国各地に98ヶ所もある空港だ。国...