概算要求96兆円は官僚が菅政権を舐めている証拠だ。
- 2010/08/31
- 21:28
各省庁が欲しい放題の予算概算要求を提出した、との感が拭えない。去年は麻生政権下の概算要求に民主党の政策部分を上乗せした二階建てで92兆円だった。それが今度は96兆円だというのは理解しがたい。菅政権が完全に官僚から舐められ、各省庁は腹一杯の予算を要求して財政赤字を積み上げても、菅政権は消費税増税を提唱しているから大丈夫だと思っているのだろう。
民主党が政権を獲ったら無駄を排除して、高速道路無...
民主的な手続きに従って清々粛々と代表選を行うことだ。
- 2010/08/31
- 17:55
民主党政権の指導を集団体制とし「トロイカ方式プラス1」を菅氏が昨夜の鳩山氏との会談で了解した、とのことから今日の午後、小沢氏と輿石氏と鳩山氏の三氏は会談した。そこで「集団指導体制というのなら閣僚名簿もトロイカ・プラス1で決めよう」と小沢氏が提案したという。当然のことといえば小沢氏の提案は当然のことだが、菅氏側の許に「強硬派」の閣僚や老害議員が集まって協議し、とても受け入れられないと決めたようだ。い...
政策論争をすることこそ肝要だ。
- 2010/08/31
- 12:38
なぜ選挙があるのか。選挙を行う目的は何か、という民主主義のイロハから論じなければならないのかと多少とも情けなくなる。もちろん大の大人がそうした小学生程度の知識は十分に熟知しているに違いないのだろうが、感情の前に知識が消えてなくなってしまっているのだろう。そうだとしたら、いかに学問を積んでも人間は感情に突き動かされる動物に過ぎないということなのだろう。
人は一人一人「人心面のごとし」という...
代表選回避をすべきではない。
- 2010/08/30
- 22:45
民主党の党規約に基づく代表の任期満了による代表選がそれほど大騒動になることなのだろうか。鳩山氏はどのような思惑から菅氏と小沢氏との調停役に乗り出したのか、その真意を図りかねる。民主党は民主的に代表すら決められないし、代表選を実施すると分裂しかねないほど脆弱な政党なのかと、代表選を回避した場合には今度は掌を返したように大マスコミ各社がここぞとばかりに非難の集中砲火を浴びせるのは明らかだ。そうした脇...
白川日銀総裁は日本経済と国民生活をどうするつもりか。
- 2010/08/30
- 17:57
貨幣の発行を任され、自律的に市中へのマネーサプライをコントロールしている日銀が国民経済の動向を無視して、円の為替相場に影響を及ぼすことに消極的であってはならない。
確かに日銀は政府と一線を画して円価値の一定水準を保ち、極端な円価格の変動を排除するのが役目だが、国債相場に対する円は異常なほど高騰している。それでも緊急対策として市場へ供給される円が通常より10兆円とは余りに常識的だ。
かつて...
扇動とポピュリズムによる政治で良いのか。
- 2010/08/30
- 12:07
民主党代表選に向けて各紙がおしなべて小沢氏に批判的だ。その論拠は「政治とカネ」だそうで、古ぼけたフィルムを繰り返し回している印象は拭えない。
そもそも一定の意図を持った市民団体の告発を受けて、検察が捜査を始めたのが「政治とカネ」問題なるものの発端だった。そして結果として検察は「不起訴」と判断した。
小沢氏が代表となり首相になると国会で集中砲火を浴びるだろと各紙は余計な心配をしている。し...
支持率という世論操作。
- 2010/08/30
- 07:32
菅内閣の支持率がここに来て急上昇していると各紙が報じている。菅首相の支持率も劇的に上昇している。何ともおかしな世論調査結果だ。ネット上で実施されている支持率コンペ、たとえば「内憂外患」のものを見ると、各紙で報じられている両者の支持率とは明確に乖離している。小沢氏支持が圧倒的なのには驚くばかりだ。どちらがナマの「世論」かは論を俟たないだろう。
菅氏が首相としてどんな政策を行ったのか、どんな...
任期満了に伴う民主党の真っ当な代表選だが
- 2010/08/29
- 21:20
何が言いたいのかよく分からない論評だ。小沢氏を推す議員をテレビに登場させて司会者が質問を浴びせるのは良くあるパターンだ。それに対して受け答えが上手か下手かは小沢氏の責任ではない。そうした議員を選んだテレビ局の問題だろう。
「三ヶ月前に辞めた人が…」と書かれているが、三ヶ月前に小沢氏が辞めたのは幹事長だ。代表は去年の五月に辞めている。それも起訴されて辞めたのではなく、秘書が捜査...
公党の党規約に基づく手法で、
- 2010/08/29
- 12:29
立候補が予定されている両者が戦えば党内融和が図れない、というのはどういうことだろうか。実際にそうした懸念があるのなら、そもそも党を構成する自覚ある政治家とは言い難い。
鳩山氏が調停に乗り出してどちらかが立候補を取り消したとして、それが公党の代表選びとして真っ当なことか改めて問われるだろう。誰かが天の声を発して代表が決まるというのなら**党と同じことではないだろうか。
いやしくも国民政党...
悪意だけで語るのはよそう。
- 2010/08/29
- 07:30
「小沢」なるものの時代との決別、とは小沢氏を意識していることを図らずも吐露している。それほど小沢氏は日本政界で大きな比重を占めてきた。その人が首相を経験していないのは不自然というしかない、と考える方が順当ではないだろうか。
なぜ大マスコミ各社が小沢氏を目の敵にするのか、各社に共通する恣意的な世論操作を感じられずにはいられない。それは1945年からサンフラン条約締結まで米軍を主力とする進駐軍が...