他人事とする感覚が既におかしい。
- 2011/01/31
- 19:42
小沢氏の事件について今更解説する必要もないだろう。04年と05年の政治資金規正法に基づく収支報告書で約4億円の金銭の流れと04年の不動産取得のはずが05年に記載されているのがいわゆる「期ズレ」の虚偽記載で、その実行犯が石川氏で小沢氏が共犯者だという位置づけになっている。
しかし政治資金収支報告書は会計責任者の自署捺印だけが求められそもそも政治家の関与は報告書の書式からして求められていない...
検審会起訴がそれほど重大事なのか。
- 2011/01/31
- 16:06
小沢氏が「強制起訴」されたとテレビ速報画面で踊っているが強制起訴なる文言は刑事訴訟法にはなく、正しくは「検審会起訴」ということだろう。ただし、検審会による起訴は刑事訴訟に定める検察当局による起訴ではなく、したがって起訴そのものの違法性が問われている。
また、検察当局の示した「不起訴」判断が覆されて起訴されたわけではなく、つまり小沢氏は今度の起訴により罪が確定されるまで検察の不起訴判断に基づく「...
政治家は選挙で責任を取らされるが、
- 2011/01/31
- 11:32
国家破綻の危機に瀕しようと意に介しない一塊の人達がこの国を事実上牛耳っている。彼らの多くは税を財源として所得を得ているのだが、国も地方も財政難の只中にあって、まるで関係ない存在であるかのようだ。
彼らとはいわずと知れた官僚・公務員だ。
政治が機能していないと亀井氏が危機感を持つのも分かるが、このまま三月末にも予算が決まらず新年度予算が執行できない事態が起こっても仕方ないだろう。なにしろ...
与野党が激突しているようで、実は官僚の掌で踊っているだけだ。
- 2011/01/31
- 07:20
何ともふざけた予算案だ。官僚は従前の自民党時代の予算に民主党マニフェスト部分をおざなりに積み上げただけの拡大予算を組み続けている。
民主党政権与党の政治家・閣僚に予算が良く見えない者が権限を握っていることも大きな原因だろう。それに財政拡大・増税路線の与謝野氏を財務大臣に就任させたことも官僚に「十分予算要求をしてくれ。財政赤字は増税と国民負担で穴埋めするし、大手マスコミもそうした路線で世論...
電波芸人の集いを見て。
- 2011/01/30
- 14:59
日曜日午後の「たかじんの…」という番組を久しぶりに視聴した。久し振りなのはカーボンコピーのような連中を集めて政治課題をお笑いにする態度が気に食わないから見なかっただけだ。
番組後半で菅政権と菅氏を「国家破産へ向かっている」と散々扱き下ろしたついでに「小沢氏を番組に呼んで聞いたらどうか」と誰かがふった。すると辛坊なる司会者が「小沢はこうした番組には出ない。提灯持ちが持ち上げる番組にし...
この政権を一日も早く退陣させるのが日本の国益だ。
- 2011/01/30
- 07:56
前原氏が沖縄へ行って「普天間基地移設と沖縄振興は別物だ」と言明しなければならないほど、沖縄振興策が辺野古沖移設を認めさせる「飴」だとバレバレだ。
そんな子供騙しのような見え見えの手を使わずに、この国の防衛をどうすべきか中・長期的な議論を国民的な場に下して各種フォーラムでも開催してはどうだろうか。
日米安保体制は永遠ではない。いつかは終焉を迎えるが、日本は国を物理的に移動させること...
「疎い」はまずいが、米国の一企業の格付けに惑わされることもない。
- 2011/01/29
- 07:51
世界各国の国債の格付けで日本がワンランク下がったと騒いだようだ。しかし、そんなことはどうでも良い。それにより国債金利が上がると懸念するエコノミストもいるがそれは一時的だ。第一、格付け会社の発表を待って行動する投資家は最低ランクの投資家だ。先刻織り込み済みで先を見通せないような投資家に運用を任せる人なぞはまずいないと思うことだ。
米国が最高ランクに位置付けられているのがそもそもおかしいと思...
国際法を公然と無視する露国が信用ならないのは歴史的に証明されている。
- 2011/01/28
- 11:02
ポツダム宣言を受諾して武装解除した日本固有の領土に進軍してそのまま占領という無法行為を継続している露国が「欧州をミサイル攻撃をしないからMD構想に乗らないように」なぞと言うのはおこがましいにも程がある。
明確な国際法違反はシベリア抑留と残酷な仕打ちにも証明されている。何人の日本国民を虐殺したのかさえ、露国は未だに明らかにしていない。いかに終戦直後の混乱に乗じたといえども、その悪辣な行為は永...
予算国会が空転するのは分かっていた想定内のはずだ。
- 2011/01/28
- 07:19
野党時代の民主党が参議院で過半数を割った自・公与党の提案した予算審議などを巡って「歩み寄り話し合い」をやったことがあっただろうか。粛々と否決し、自・公が衆議院の2/3議席で再可決していたのではなかっただろうか。
今回反対の立場になって話し合いを求めるのはないものねだりというものだ。なぜ参議院が過半数割れして以来これまでの半年有余の間、多数工作を本格化して来なかったのか、菅政権の対応には首を傾げざ...
ニコ動の小沢氏は極めて自然体だった。
- 2011/01/27
- 19:42
今夕、フリーランスのジャーナリストにも等しく開かれた小沢氏の記者会見をニコ動で拝見したが、気取ったところもなく力んだところもなく、いたって自然体だったことに安心感を覚えた。
今の時代、彼ほど酷い権力による謀略と弾圧を受けた、現在も受けつつある政治家はいない。日本は民主主義で公正・公平な国家だと思い込んでいる国民が大半だろうが、実のところこれほど酷い人権抑圧国家も珍しい。
その病理...