公務員に平均支給額77万円の夏のボーナスが支給された。
- 2011/06/30
- 17:21
この国で満足にボーナスを手にした勤労者が何%いるというのだろうか。支給されたとしても50万円を超える額を手にした者が何%いるというのだろうか。この夏のボーナスのことだ。
8月にはこの夏のボーナス支給実績に基づく統計資料が厚労省から出されるだろう。国民はじっくりと数字を眺めてこの国がいかに公務員天国かを噛締めることだ。
税収の中からまず公務員給与と共済年金繰入額を差し引いて、それから事業費を...
希望的観測を言わせて頂ければ…。
- 2011/06/30
- 12:09
石川氏の公判も最終段階に差し掛かりいよいよ7月20日に結審する見通しだ。これまで検察は訴因にない水谷建設元社長による贈収賄を法廷証言させたのをはじめ、公判戦略として状況から石川氏を追いこもうとしたが、ことごとく失敗している。
6月2日の不信任案採決に際して小沢氏が鳩山氏の「ユルイ」斡旋を呑んで自主投票にして菅氏と鋭く対立するのを避けた。それ以降は情勢を静かに見守っているかのような小沢氏の最近...
閣議決定による増税見込みは改革を殺ぐことになる。
- 2011/06/30
- 06:38
民主党は政権交代2009マニフェストで示した改革をまず成し遂げなければならない。菅氏が首相として取り組むべきは政権獲得後に財務省から要請された「増税日程」の明示ではない。しかも、米国民間会社の格付け会社による日本国債評価が更に低下するから、という理由で閣議決定すべきというのは理由にならない。
確かにこれまで日本の政治は「黒船」によって変革を迫られたことは多々ある。その結果、国民は改...
醜悪な電力各社の株主総会。
- 2011/06/29
- 13:25
電力各社の株主総会が昨日から明日にかけて開かれている。東電の原発事故を受けて株主が「脱原発」に向けて動くのか、と多少なりとも関心を持ってみたが、結果は醜悪な「資本民主主義」の結論を見せつけられただけだった。
資本家は「儲け」なければならないが、儲けのためには何をやっても良いということはない。端的に言えば「公序良俗」に反してはならないし、「反社会的」行為を行ってはならない。それでは電力会社の施設...
まるでガキの集まりだ。
- 2011/06/29
- 06:42
災害復興相が「私は民主も自民も公明も嫌いだ…」発言をするとは驚くばかりだ。それを補佐すべき連中まで「大臣は親分肌だ…」と持ち上げて見せるとは。対策室を称して「チーム・ドラゴン」と命名するとは、中学番長とそのパシリの集会かと耳を疑う。
まずは具体的な復興手法を示し、各政党へ法案成立に協力を仰ぐ発言をすべきで、現在の与野党足の引っ張り合いに対する政局に苦言を呈するよりは直接当事者に話す...
この国をどうしようというのか。
- 2011/06/28
- 12:12
子供手当を「ばら撒きだ」と批判する人たちに問いたい。特殊出生率が人口再生可能な2.07を下回る「人口減社会」が本当にこの国の将来に資するのか、という問いを。
少子化はすなわち人口減社会であり、絶えず対前年比較で子供の数が減少し続けるということだ。つまり少子化とはある程度まで減少するとその時点で自動的に人口減が下げ止まって、そこからは人口が維持できるということではない。止めどなく人口が減少し続けると...
「再生可能エネルギー法案」は発・送電分離による電力自由化とセットのものだ。
- 2011/06/28
- 06:32
突如として菅首相が「再生可能エネルギー」に血道を上げだし、退陣3条件の1つとして掲げた。これまで自然エネルギーにそれほど関心を示していなかった菅氏が自然エネルギー発電全量買い取りを柱とする「再生可能エネルギー法案」を退陣条件の一つと言い出した動機は何だろうか。
これまで事あるごとに政府・電力会社は自然エネルギーの利用促進に非協力的、もしくは阻止する態度に一貫徹底していた。
地熱発電は日本...
民主党を出るべきは小沢氏ではなく、菅氏など現執行部だ。
- 2011/06/27
- 06:49
毀誉褒貶の激しい人物だと小沢氏を評する者は正しいようで正しくない。批評する人の立場によって鮮明に毀誉褒貶が分かれるのはそれだけ小沢氏の政治的立場が鮮明でブレないからだ。
あたかも小沢氏に問題があるかのように書くのは評論氏の思惑からだろう。
「純化路線」を以て小沢氏が狭隘な政治家であるがごとく評するのも間違いだ。政策を一にしない者が政党を組むのは野合に過ぎない。そうした意味では現在の民主...
少子高齢社会の問題は深刻だ。
- 2011/06/26
- 22:33
人口減社会を立て直すには特殊出生率を上げるしかない。まず現在の1.39を少しでも2.00に近づけ、更に2.00を上回るようにしなければならない。
安心して若い世代が子供を産み育てる国にするために、政府は全力を挙げることだ。人口減が続き、日本の人口が半数になるとあらゆる社会インフラの維持が不可能になるだろう。
その影響は田舎よりも都会を深刻な事態に陥らせるだろう。鉄道の高架が突然崩落したり、上水道の...
岡田氏の非民主的手法を糾弾したい。
- 2011/06/26
- 17:34
6/22で終わるはずだった国会を延長するにあたって、岡田氏は野党自・公と50日延長で同意を取っていたという。その間、二次補正を花道に菅氏が退陣するという道筋まで与・野党幹事長会談で取り決めていたものを、菅氏の怒声によって掻き消されたというのだ。
国会運営は政党間の問題で、行政府の長たる首相の関与するところでない。それを菅氏に遠慮する余り、与・野党幹事長協議を反故にされた。そして70日延長が決まったとい...