来年度予算概算要求が98兆円とは。
- 2011/09/30
- 17:29
来年度予算の概算要求が各省庁から出されたが、その総額は98兆円になるという。史上最大の予算額を毎年のように更新しているが、来年度には災害復興や東電による放射能汚染表土の除去事業も入っているという。
そうしたことから膨大な予算要求になったようだが、復興予算や放射能関係は一般会計とは別枠で示すのが正しい予算ではないだろうか。特別予算が入り込んで対前年比較ができないことを良いことに官僚たちが他の予算も...
「元秘書有罪判決」を受けて小沢氏に参考人招致とはバカの一つ覚えか。
- 2011/09/30
- 12:17
何であれ、裁判官の言い渡した判決が絶対的なものだと思い込む国会議員なら、彼らの「立法権」は必要ないものとなる。司法の府がこの国の司法の府として「機能していない」と認めれば、法的な対処すべきが立法の府の仕事ではないだろうか。
東京地裁が言い渡した小沢氏の「元秘書」三名に言い渡した判決がこの国の「方と証拠」に基づくべきと定めた刑事訴訟法に沿ったものなのか、それともそうした精神を蔑ろにした「推認」だ...
官僚内閣制の野田政権に官僚たちに苦痛を求めるのは無理なのか。
- 2011/09/30
- 06:56
野田政権がデフレ下の増税という多くの経済学の本にも「やってはならないこと」とされている悪手を打とうとするのはなぜなのだろうか。これまで子供手当などに対して自民党などの野党は「財源がない」として、財源なきばら撒きだと批判の大合唱をしてきた。それに大マスコミも悪乗りして国民に「子供手当などの直接支給=ばら撒き」との刷り込みをせっせと行ってきた。
今度も復興財源のための増税は当然だ、との態度で...
外務官僚と防衛官僚とを交流させるべきだ。
- 2011/09/29
- 06:16
外務省にはチャイニーズスクール派がいるという。中国に勤務した外務官僚が中国政府によって懐柔させられているというのだ。中国当局は実に巧妙で、駐在大使館員に硬軟あわせて近づき取り込むという。
しかし、各国が他国の駐在官僚を取り込むのは中国だけのことではない。ことに世界戦略の野心を抱く国において顕著だ。露国においても日本の外務官僚は徹底して露国に理解を示す者か否かで選別しているようだ。米...
国民から選ばれた国会議員の権威を自ら貶める国会議員たち。
- 2011/09/28
- 17:32
早くも野党自民党は石川議員に東京地裁の有罪判決を受けて「議員辞職勧告」を国会に提出するという。国民により選ばれた国会議員の地位を野党国会議員は何だと思っているのだろうか。
国会が三権分立の最高機関であると規定されているのは司法と行政の府を構成する官僚たちが国民の直接の審判を受けないからだ。国会議員は選挙の洗礼を受けて国会議員たる地位を得ている。いわば国民によって付託された立法の府の一員た...
大阪府泉佐野市に噛み付くわけではないが。
- 2011/09/28
- 16:00
郊外の行楽地へ出掛けて何が苛立たしいかというと、車を停めるのに駐車料金を取られちょっとした記念館で入館料を取られ寺社仏閣では拝観料などを取られることだ。なにやかやと行楽地へ出掛けると大きな出費となり、この際出掛けるのは止めようかという気になる。
大阪府泉佐野市は関空へ渡る橋などが国有化されるため橋から入っていた固定資産税が入らなくなるため一人100円程度の渡橋料金を徴収しようとして市議会...
この時期の増税案とりまとめとは、民主党は財務省の下請け政党に成り果てたか。
- 2011/09/28
- 06:50
災害復興歳出に対応する財源が必要だ、というのはどういう根拠からだろうか。臨時の支出だからこれまでの歳出とは別枠だ、というのは一見理屈に合っているようにみえるが、よくよく考えればおかしいことだ。
なにがおかしいのか。災害復興歳出は次世代に繰り越さないが、山のように積み重なっている国債残高は次世代にプレゼントしてもよいのだろうか。災害復興は別枠で財源が必要だが、これまで営々とやって来た一般会計の赤...
司法の闇は我々の目の前にいまだに存在する。
- 2011/09/27
- 06:35
一人の政治家はかくして抹殺されてきたのだと、我々は司法の闇を目撃している。小沢氏の元秘書三人に言い渡された東京地裁判決を見てそう思った。
政治資金規正法の収支報告書に不動産取得の記載に関する「虚偽記載」と「期ズレ」が直接の訴因だったが、それらは担当窓口へ出向いて指摘された個所を訂正し訂正印を押印すれば済むことでしかなかった。実際に元秘書三人が逮捕された小沢氏の政治資金管理団体「陸山会」の...
これは法治国家に名を借りたひどい判決だ。
- 2011/09/26
- 14:59
小沢氏の元秘書三人に対して東京地裁はすべて有罪判決を言い渡した。検察にとって満額回答ともいうべき判決で、どこをどのように考察すればそうした判決が出るのか、裁判官の事実確認能力と法的頭脳を疑う。前近代国家でももっとマシな判決が出るものと思われ、この国の司法当局は論評にすら値しない愚挙を犯したものだ。
判決では三人の秘書に執行猶予付きとはいえ禁固三年から一年の量刑になっている。し...
純化かどうかはそれほどの問題ではない。
- 2011/09/26
- 11:11
野田氏が政権を取ったのは野田氏で民主党国会議員の過半数が野田氏で「純化」されていたからではない。ましてや首相となってら膨張した野田派が野田支持で凝り固まっている人たちの集まりかも定かではないだろう。
そもそも一回目投票で野田氏に投じられた票数は百票余りでしかなかった。つまり1/4の国会議員票しかなかったのだ。いわば野田政権は民主党の1/4政権だ。今後野田氏が政権運営で最も心を砕かなければならな...