野田首相、今度は行政改革に「不退転の覚悟」で臨むという。この人は何でも不退転の覚悟をする人らしい。
- 2012/01/31
- 14:56
「不退転の覚悟」が好きな人だということがよく分かった。野田首相のことだ。今度は「不退転の覚悟」で行政改革をするという。
大袈裟な言葉を連発すると、ついに大袈裟な言葉も慣用句になることを野田氏は知らないようだ。例えば野田氏にとって朝起きて歯を磨くのも「不退転の覚悟」だろうし、靴下を穿くのも「不退転の覚悟」で穿くのだろう。
行政改革は2009民主党マニフェストで高らかに謳っている。これまで何...
人口激減はすべてにわたって良くない。
- 2012/01/31
- 06:57
江戸時代、日本の人口は3000万人ほどで推移していた。内需のみの経済で国内生産穀物のみで養える人口がおそらく3000万人ということなのだろう。明治以降人口は増え続け、昭和初年に6000万人と倍増し昭和42年に1億人を超えた。
経済規模は人の経済活動によって決まる。その基礎となる人口が減少して経済規模の拡大を維持することはかなり困難だろう。
的外れな評論家が工業生産をあらゆる面でロボット化す...
財務シロアリ官僚に抗らえない野田首相が他人をシロアリと論うなかれ。
- 2012/01/30
- 17:40
かつては野党の1国会議員として官僚を「シロアリ」だと評していた男が首相になって立場が入れ替わると、その感覚までかつての自民党とソックリ入れ替わるようだ。だらしないというよりも、国民に対するこれ以上の裏切りはないだろう。羊頭狗肉という詐欺ならまだ羊の肉の代わりに狗の肉を売るからまだしも、野田氏は羊頭狗肉ですらない。肉を売らないくせに料金だけは頂戴しようというのだ。それでも国民が怒らなければ、この国...
試算も示さない「一体改革」とは何なのか。
- 2012/01/30
- 07:01
かつて年金改革で「百年安心年金」というのがあった。それも誤魔化しに過ぎないとすぐにバレてしまったが、「一体改革」が試算すら示さないその場凌ぎの創作だと自ら告白してしまったようなものだ。
しかし何とも分からないのが実際の支給額だ。<<厚労省が民主党の指示で昨年3月に行った財政試算では、必要財源は平成87年度で年61兆3千億円に達し、消費税率は17・1%となる。生涯平均年収が260万円以下の人...
米国の要請に従って「内需拡大」を叫んでいたのは誰だ。
- 2012/01/29
- 07:27
つい先日まで輸出は他国に迷惑を及ぼす悪であり、内需拡大こそ望ましいと論陣を張っていたのは日本の大手マスコミではなかったか。その幇間評論家もテレビで同様な発言を繰り返し、企業経営者は工場や会社の海外移転こそ利益確保に必要だ、いやそれこそ世界戦略経営だと持ち上げていたではないだろうか。その結果が31年ぶりの貿易赤字だ。つまり日本が構造的に貿易赤字体質になるべく企業の体質改悪を延々とやってきた結果でし...
火事場泥棒の露国を非難し続けることだ。
- 2012/01/28
- 19:19
露国と議論すべきことは何もない。それにより露国との二国間関係が悪化しようが、日本にとって国益を損なうことは何もない。近年、シベリアガス田のガス供給を巡って、露国は日本の資金を必要とし、日本は露国のガスを必要とする、との二国間関係から改善しようとの動きがあるようだが、露国とはいかなる譲歩もすべきではない。日本の北方領土は日本固有の領土であり、露国とはいかなる事項をからめようと譲歩すべき余地は一寸た...
「震災議事録」10組織なし、とはこの国で何が起こっているのか。
- 2012/01/28
- 09:04
国柄とかいう悠長な問題ではない。この国が民主主義なのかそれとも官僚独裁国家なのかという重大事が提起されているのだ。
今朝(1/28)の読売新聞が報じている。既に原子力対策本部の議事録がないというのが報じられているが、政府調査によると東日本大震災に関する15組織・本部の会議うち10組織の会議で議事録が未作成だったと明らかになった。官僚たちは何を考えているのだろうか。
この国は主権在民であって、国民が主...
中国や韓国の史実に基づかないプロパガンダには政府が日本国民を代表して正式に抗議すべきだ。
- 2012/01/28
- 06:55
南京問題ほど史実から明らかになっている事実はない。そこに虐殺はなく、むしろ日本軍と戦っていた孫文の国民軍は「南京開城」を拒否して勝ち目のない市街戦に突入し、一ヶ所だけ開いていた城門から大挙して撤退したが、それを城外に据えた機関銃で狙い撃ちしたのは毛沢東の軍だった。
つまり中国戦線で日本軍は国民軍を叩こうとする毛沢東の軍に徹底して利用されたにすぎない。そうした卑怯な史実を中共は中国国民に明らかに...
経済は生き物だ。
- 2012/01/27
- 07:33
現状の景気と経済状況を固定的に捉えて「社会保障と税の一体改革」とは為にする議論でしかない。かつて日本の税収は70兆円を超えていた。その当時と比較すれば現在の税収42兆円にいくら消費税を積み増せばかつての税収規模に到達するのか。その答えは「分からない」ということだ。つまり想定が固定的から、増税により景気がさらに落ち込み「直接税」関係は軒並み減収となり、消費そのものも低調になれば消費税も減収になりか...
年金支給水準の議論はバイの分け方に過ぎない。
- 2012/01/26
- 11:26
社会保障の支出総額は年間約100兆円だ。それが毎年増加している、と厚労省は訴えている。高齢化社会や年金受給者が増加すれば支給総額が増加するのは当たり前だ。昨日今日分かったことではない。数十年も前から今日のあることは分かっていた。しかし場当たり行政に終始してきた官僚たちは得意技の「先送り」で抜本的な解決策を放擲してきた。
すべてを消費税で賄うとすれば税率は17%ほど必要というのも嘘だ。社会...