「羊頭狗肉」民主政権の後は「正体偽装」安倍政権か。
- 2013/01/31
- 07:11
民主党政権は「言ったことはやらずに、言わなかったことをやった」羊頭狗肉政権だったが、安倍自民党政権は選挙前に敢えて争点に触れず、マスメディアも原発やTPPなどの争点隠しに協力して、なんとなく脱原発は安倍政権下でも既定路線のように思わせて、自公政権を復帰させた。
しかし安倍氏は既定路線と思わせていた「脱原発」を覆して原発ゼロを目指すことを止めてしまった。飛んでもない有権者に対する裏切りだ。それ...
インターネット選挙解禁は時代の流れだ。
- 2013/01/31
- 06:33
インターネット選挙解禁は時代の流れだが、その中身に関してどのようにするのだろうか。たとえば政治家や候補者がホームページに政策や意見を掲載しても良いとするのか、フェイスブックなどの書き込みを選挙告示以後も認める、とするのか等々検討すべき事項はある。
インターネットを解禁するのなら公開討論も検討してはどうだろうか。かつて立会演説会は違法ではなかった。主催者が選挙告示以後に開催して候補者...
憲法は不磨の大典ではない。
- 2013/01/30
- 17:38
戦後半世紀以上も憲法の一字一句たりとも変えていない国は世界広しといえども日本だけではないだろうか。その原因は憲法第96条の改憲発議の厳し過ぎる条件にある。
まず第96条を緩和するのは賛成だが、 改憲する中身について議論しなければならない。安倍政権は自衛隊の軍隊規定の明記や集団的自衛権などに関して踏み込んだ憲法にしたいようだ。それも勿論賛成だし、軍隊として明記しなければ規律違反に対して「軍...
アベノミクスは2.7㌫成長が責務だというが、
- 2013/01/30
- 04:54
安倍首相の名を冠した「アベノミクス」の正体は「公共事業カンフル注射」という自民党の伝統的な景気対策だった。あとは矛盾だらけの政策がちりばめられ、とても「力強い」成長を「トデモドス」ことはできない。
たとえば個人所得を増やすとの掛け声を掛けながら、その一方で生活保護の切り下げを行い年金の切り下げを行い、来年4月からの欧米諸国をも上回る高税率の消費増税が待ち構えている。つまりアクセルは特定の事...
マスメディアによる露骨な人格攻撃は「陰湿なイジメ」以上の人権侵害ではないのか。
- 2013/01/29
- 09:49
イジメ問題は子供の世界だけの話ではあるまい。小沢氏に対して執拗に続けられた根拠なき「政治とカネ」攻撃はマスメディアによる公然としたイジメ以上の人権侵害ではなかっただろうか。
たとえば、そうした3年有余に及んだ検察情報の垂れ流しによる人格破壊攻撃によってこの国の政治情勢が大きく激変した事実を、マスメディアはどのように捉えているのだろうか。それともマスメディアを支配する権力があって、マスメディアがそ...
民主党は「国民の生活が一番」の立ち位置へ戻れ。
- 2013/01/29
- 06:47
民主党代表になった海江田氏は一体何をしているのだろうか。維新の会に秋波を送ったり、自公との「三党野合」合意の実行に向けて自公に気を使ったりしていては民主党の改革は何も進まない。
民主党がすべきは菅・野田代表下で政党としての立ち位置が「国民」から「官僚」へと変貌した姿勢を、本来の立ち位置へ戻すことだ。そうした観点から自公政権を見るならば、まず生活保護費の削減に噛み付くべきだ。
国の...
被災地の一日も早い復興を願うが、それでも6兆円増額し総額25兆円は根拠のある数字なのか。
- 2013/01/28
- 07:21
復興と称すれば何でもOKというのでは困る。民主党政権下で復興と称する官僚たちのツマミ食いが大量に発覚している。なぜ復興庁を霞ヶ関に置いたのか、官僚たちが「復興基金」を自分たちの財布に使うためだったことが明らかになっている。それでも復興庁を東日本へ移さない日本政府は本気で東日本を復興させようとしているのだろうか。
すでにセメントや建設資材は需給が逼迫して値上がりしている。安倍氏の大盤振る舞い...
摩訶不思議な日本の政治風景。
- 2013/01/28
- 06:50
サラリーマンの平均昼食代が510円となり、これは30年前と同じ水準だという。世間に格安の牛丼屋やハンバーガー店などが展開して、それほど金をかけずに昼食が摂れるからかも知れないが、昼食から宴会のようだったバブル期とは明らかに様変わりして久しい。
デフレ経済は深刻化し、その元凶は国民所得の減少にあるのは明確になっている。こうした場合の政策は「減税」と「財政出動」だと経済学の教科書には書いてある。
&...
地域の切捨てが静かに進行している。
- 2013/01/27
- 09:31
平成の大合併から各自治体は十周年を迎えようとしている。その間、地方の中山間地域で何が起こっているのか都会の人たちには分からないだろう。
各地方自治体は「コンパクトシティー」を掛け声にして、大合併した周辺自治体を切り捨てようとしている。専門用語で表現すれば、中心市街地への「人口集積」と「行政機能の集積」を図るという。
かつての町や村から活力が奪われ、総合支所と称していたかつての役場...
25年度予算(案)を伝えるマスメディアの欺瞞性。
- 2013/01/27
- 07:00
安倍政権下で初の年度予算案を編成した。それをマスメディアは「一般会計の歳出総額は92兆6千億円程度で、民主党政権下の24年度当初予算(約92兆9千億円)を下回る」と伝えている。
しかし今年になって閣議決定した10兆円を超える「24年度補正予算」を忘れてはいないだろうか。年度末が押し迫ったこの時期の大型補正はその大半が25年度へ持ち越されると考えられることから、25年度予算は103兆円を超える15ヶ月予算...