背水の陣の瀬戸際を歩き続ける中国政府。
- 2014/05/31
- 06:16
東・南シナ海は日本にとってもシーレーンだが、中国にとってはシーレーン以上に生命線だ。なぜなら東・南シナ海が封鎖されても、他省のコストが余計にかかるが迂回すれば日本への輸出入物資の海上輸送が出来ないわけではない。しかし、中国は東・南シナ海が封鎖されれば経済封鎖そのものが完成することになる。 GDPの24%を貿易に頼る中国にとって輸出入の道を断たれることは国家経済の破綻を意味する。しかも日本などから輸入...
マトモな野党はどこへ行った。
- 2014/05/30
- 13:39
維新の会が分裂したと思ったら、今度は民主党代表選を巡って前原氏や玄葉氏たちが海江田おろしだという。マトモな野党の結集とは程遠い、チマチマとした御山の大将ゴッコをやっている。それも自民党の補完勢力たちや自民党になろうとした人たちの権力争いというから情けなさ過ぎて涙が零れる。 橋下氏たちと袂を別った石原慎太郎氏たちは十数人で自民党よりも右翼のウルトラライト政党を結成しそうだ。後の連中も自民党補完勢力...
自公が軽減税率適用範囲について協議とは片腹痛い。
- 2014/05/30
- 05:43
与党が来年10月から消費税10%にした場合の軽減税率の適用範囲について<消費税率を低く抑える軽減税率制度に関して、自民、公明両党は対象品目を、生活必需品で購入頻度が高いものに絞り込む方針を示し「まずは飲食料品分野を想定して検討」としている。酒や外食を除くなどの8案も提示>(以上『時事通信』引用)という議論を行ったという。 来年10月から10%消費税を国民に課す状況にあると、与党幹部たちは看做しているのだ...
安倍自公政権はまハゲ鷹たちに奉仕する日本にすべく、制度改編に舵を切っているゾ。
- 2014/05/29
- 08:11
安倍自公政権はこの国会で次々とハゲ鷹に奉仕するTPP参加に支障のない制度作りを着々と進めている。その一つが残業代無料化であり、その一つが混合診療拡大化新制度だ。 いずれも限定的な条件を付しているが、そんなものはいつの間にか消えてなくなる。大切なのは『制度導入』だ。残業代無料化は高度な専門職に限定する、と政府は答弁で述べているが、『高度な専門職』とは誰かが判断することであって、その判断人の胸先三寸で...
米国が目指すべきは民主的な運営を基礎とする国連改革だ。
- 2014/05/29
- 06:15
毎日新聞によると<オバマ米大統領は28日、米東部ニューヨーク州ウェストポイントにある陸軍士官学校の卒業式で、外交政策について演説した。 大統領は「中国の経済的な台頭と軍事的な拡張が近隣諸国に懸念を与えている」と非難。南シナ海について、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)による紛争回避のための「行動規範」策定の取り組みを支援すると表明するとともに、国際法にのっとった解決を促し、中国をけん制した。...
高速道路を食い物にする連中が延命を図ったようだ。
- 2014/05/28
- 15:32
<高速道路の有料期間を15年延長し、2065年9月末までとする改正道路関連法が28日の参院本会議で可決、成立した。延長期間の料金収入で、老朽化した施設の大規模改修費を確保し、50年からとしていた無料開放を先送りする。12年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故をきっかけに本格化したインフラの老朽化対策の一環だ>(以上『朝日新聞』引用) 理屈と膏薬はどこにでもつく、といわれるがま...
労働界はなぜ沈黙しているのか。
- 2014/05/28
- 07:58
幹部候補は残業代を付けない、という法案を巡って綱引きしているようだ。現行でも経営陣にカウントされる幹部社員は残業代はつかない。その枠を一般社員に『幹部候補』だということで広げる意味は一体何だろうか。 提案した政府当局は「企業にとってより弾力的な雇用を運用できるようになる」と説明しているが、ネットの書き込みには『新入社員も幹部候補』ということで残業代が付かないことになるのではないか、との懸念が広が...
新大統領の下でウクライナは国家として毅然とした態度でロシアに臨め。
- 2014/05/28
- 05:28
<ウクライナのアバコフ内相は27日、前日に親ロシア派武装勢力が一時制圧した東部ドネツクの国際空港について、軍の奪還作戦が成功したとし、「空港は完全にコントロール下にある」と話した。親ロシア派幹部によると、同派の戦闘員50人以上が死亡。親ロシア派の攻勢に、政府は制圧作戦を強化する>(以上『朝日新聞』引用)と発表した。つい先日、ウクライナは新ロシア派の妨害にあいながらもクリミア半島を除く全土で大統領選...
最高裁が何らかの見解を示すべきだ。
- 2014/05/27
- 18:36
公明党と自民党が『集団的自衛権』の『解釈改憲』を巡って協議しているという。お子様の学級会ごっこでもあるまいに、憲法解釈で何でもできるというのでは立憲主義国家の名が泣こうというものだ。それのみならず、司法権の府たる最高裁判所は『飾り物か』という事態に追い込まれている。 すでに日本国憲法は根底の部分で蔑ろにされている。それは『戦争放棄』を定めた第九条に対して、日本国内に海外へ直接戦争に出撃する米国に...
チマチマとした野党再編劇には全く興味が湧かない。
- 2014/05/27
- 09:21
民主党の長島氏が「党内対立を恐れず」集団的自衛権について議論したいそうだ。彼は数少ないワシントンのお気に入り民主党議員の一人だそうで、言ってることはまるで自民党国会議員そのものだ。いやむしろ、自民党内にも「憲法改正鉄釣により集団的自衛権を明記すべきだ」とするマトモな憲政主義者もいて、長島氏の方が彼らよりより安倍執行部に近いといえる。 短い政権党時代に、党内対立を恐れず民主党内で何らかの問題につい...