間もなく習近平氏終焉か。
- 2022/07/31
- 05:37
<<習近平の3期目続投はあるか
10月下旬開催が予想される中国共産党第20回党大会において、習近平の権力がこのまま維持されることが決まったとする報道が相次いでいるが、私はこの見方に大いに懐疑的であり、最終的には習近平は引退することになると考えている。
私が言いたいのは、現段階で習近平が中国共産党内部での実権をすでに失っていて、「総書記」としての地位も建前としてのみ存在するだけだ、という意味ではない...
国民本位の社会制度を目指せ。
- 2022/07/31
- 04:00
<7月26日に財務省が発表した、ある調査結果が議論を呼んでいる。この調査は各省庁の事業の無駄を調べるためのもので、37件のうち、34件の予算執行調査の結果を発表した。
話題になっているのは、国民健康保険の高額医療費負担金に関する調査結果だ。国民健康保険の高額医療費負担金とは、国民健康保険に関し、1カ月当たり80万円を超える高額な医療費が発生した場合、その一部を国が負担する制度だ。
この制度について財務省...
現代の半導体戦争。
- 2022/07/30
- 06:23
<アメリカ議会上院が、半導体の生産や開発に日本円で7兆円余りを投じるなどとする法案を可決したことについて、中国外務省は「正常な技術協力の規制だ。断固反対する」と反発しました。
アメリカ議会上院は27日、国内における半導体の生産や開発に520億ドル以上=日本円で7兆円余りを投じるなどとする法案を可決しました。
国を挙げて半導体開発を急ぐ中国に対抗する狙いがあります。
この法案について中国...
なぜ日本を衰退させるだけの「無能無策の政権」が続くのか。
- 2022/07/30
- 05:42
<2012年の総選挙で安倍晋三氏率いる自民党が大勝を収めて以来、自公連立政権がすべての国政選挙で勝ち続けている。政治学者の白井聡氏は「この体制の統治パフォーマンスは決して褒められたものではない、むしろ統治の崩壊とも言うべきひどい水準にあるのに、なぜ退場させられないのか?」と疑問を呈し、その最大の理由は国民の「無知」のせいではないかと指摘する。日本の有権者は、なぜ自民党に票を入れ続けるのだろうか。
維持...
廃線を答申するバカな有識者会議。
- 2022/07/30
- 05:02
<JRのローカル線のあり方を検討する国の有識者会議が利用者の少ない区間を対象に国主導で路線のあり方を協議する仕組みを設置するよう提言しました。これに対して中村知事は「地域の実情を踏まえるべき」などと苦言を呈しました。
きょうの定例会見で中村知事は「目先の1つ1つの路線をどうこう言うよりも、大きな目で見た議論が不足しているのではないか」などと述べた上で、人口減少や高齢化が進む中「一律の乗客数で判...
バイデン氏は米国大統領に相応しくない。
- 2022/07/29
- 04:56
<ペロシ米下院議長が近く台湾を訪問するとの観測が出ていることに関し、バイデン政権が対応に苦慮している。バイデン政権は、中国の威圧を受ける台湾への米国の関与強化を鮮明にする一方で、11月の中間選挙を前に中国の習近平体制を刺激し、米中間の緊張を不用意に激化させるのを避けたい考えがあるためだ。
ペロシ氏の訪台が実現すれば、1997年に訪台した共和党のギングリッチ下院議長(当時)以来、現職の議員では最高...
なぜ「鑑定留置」が必要なのか。
- 2022/07/29
- 04:22
<秋葉原通り魔事件で7人を殺害、10人に重軽傷を負わせた加藤智大死刑囚の死刑が執行された。昨日7月26日のことだ。
私が法廷取材で見てきた刑事被告人に死刑が執行されたのは、オウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)元死刑囚などを含めて、これで15人目になる。法廷での怯えたような目をよく覚えている。
7人殺害、10人に重軽傷を負わせた加藤智大が死刑、では1人を殺害した山上徹也容疑者は
加藤死刑囚は2008...
政教分離とは「宗教や教団が信者をして政治に関与するのを禁じる」規定だ。
- 2022/07/29
- 03:41
<安倍晋三元首相の銃撃死亡事件以降、自民党国会議員と宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」とのズブズブな関係が明らかになってきた。
安倍氏の実弟である岸信夫防衛相は、「教団メンバーと付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」と言い、密接な関係にあることを認めた。
旧統一教会系のイベントに参加していた自民党議員の中には、「宗教法人の催しに参加しただけで問題ない」などと、開き直り...
人類は先の大戦の悲劇を繰り返さない、と強く決意して国連を設立したのではないか。
- 2022/07/28
- 04:17
<ロシア・ウクライナ戦争(露宇戦争)の戦況は明らかに変化しました。
そのきっかけは米国のウクライナへの高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)供与であり、これによりウクライナ軍の反攻は近いと思います。
ウクライナ軍は5月中旬から7月中旬にかけて、ウクライナ東部ドンバス地方の戦闘において苦戦していました。
理由は、ロシア軍のロケット砲や榴弾砲の圧倒的な火力により大きな損耗(1日100人から200人...
「経済を回す」前に、国民の命と健康を守る方が先ではないのか。
- 2022/07/28
- 03:51
<ワクチン4回目接種と第7波対策
新型コロナウイルスの第7波が拡大している。この時期に感染が拡大するのは、昨年、一昨年と同じだ。過去2年とも8月に感染はピークとなり、その後、減少に転じた。もうしばらく感染拡大は続くだろう。
第7波対策で重要なことは、科学的エビデンスに基づき、合理的に対応することだ。年齢を問わず、お奨めしたいのはワクチン接種だ。
まずは、高齢者へのワクチン接種だ。7月6日、カナダのオ...