大政翼賛政治にしないためにも、岩手三区は小沢一郎氏を落としてはならない。
- 2017/10/18
- 20:40
<自由党の小沢一郎代表が、共産党に激励された。共産党の穀田恵二国対委員長が17日、衆院岩手3区に無所属で出馬した小沢氏の奥州市にある選挙事務所を訪れたのだ。47歳で自民党幹事長に抜擢(ばってき)された小沢氏が、「日米安保廃棄」「自衛隊解消」を綱領に掲げる革命政党に支援されるとは…。
「市民と野党が結集できたのは小沢さんのおかげだ。大変心強い」
穀田氏は、小沢氏の後援会幹部にこう語った。訪問に先立ち、事務所前で共産党支持者や小沢氏の後援会員ら約200人を前に演説。「小選挙区は小沢一郎。比例は共産党。互いに名前を書くのに抵抗があるかもしれないが、大義のためにドンといこう」と訴えた。同区には自民党の藤原崇氏も立候補している>(以上「夕刊フジ」より引用)
さすがは産経新聞傘下の夕刊紙だけはある。物事の本質から読者の目を逸らす術には長けているようだ。わざわざ小沢一郎氏が若くして自民党幹事長を務めたことを挙げて、共産党と手を組んでいる「野党連合」を、さも無節操とでも言いたいかのように書き立てている。
安倍自公政権とその補完政党が大勝したなら、間違いなく日本は大政翌債政治に陥ってしまうだろう。既に日本のマスメディアは報道機関としての機能を喪失して政権ベッタリの御用報道機関に堕している。
安倍自公政権が目論んでいるのは日本を丸ごと米国の1%に売り渡すことだ。そのための下ごしらえとして「構造改革」や官邸に蜷局を巻く民間委員たちによって国会審議抜きの「国家戦略特区」なる仲間内の政治が堂々と行われている。
それに立ち向かうべく選挙戦略を立てて「国民の生活が第一」の政治を実現するために汗を流してきた小沢一郎氏を今回の選挙で失ってはならない。野党連合の象徴たる小沢氏を岩手三区の有権者たちは何が何でもお守りして頂きたい。
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